アメリカ最新情報

アメリカ進出が簡単ではない理由

Apr 20, 2022

日本から進出されたい企業様の案件を受けています。

その中で、一番多い間違いが、

「良い製品だから売れるだろう」

です。

 

もちろん、日本の製品は良いモノが多いです。

しかし、良いだけでは売れません。

アマゾンの顧客が何億人といるからと言って、

出品すれば売れるものではありません。


キーワードはローカライズ


そのために必要なことがあります。

アメリカでの売り出し方、ローカライズ化、マーケティングです。

これはアメリカを知っていないとできない事です。

 

お寿司が人気になったのは、

カリフォルニア・ロールを作られたからです。

 

こんまり(近藤麻理恵さん)が海外で受け入れられたのは、

本の表紙も変え、「ときめき」を「SPARK JOY」に訳したからだと言われています。

 

ローカライズで成功した例は多数あります。

 

例えば、私は展示会などで出会う女性は黒を着ている人がほとんどです。

実際にアメリカで生活してみなと知らないことは多いです。

 

それを知らないで、ただ何となく商品を出しても反応がありません。

日本の企業で撤退した例をいくつも見てきました。

 

一番やっていけない点は、

日本語そのままのパッケージです。

  

アニメなど、もともと人気のある商品なら日本語のままでもいいかもしれません。

しかし、一般的な商品で日本語そのままというのはありえません。


市場にあった販売を


弊社では、パッケージや商品説明の英語については、ローカライズを意識しています。

日本でも最近は中国系の商品などで、怪しい日本語が使われていたりするのを見た事はないでしょうか?

 

購入したい気分にはあまりなれませんよね。

 

アメリカでも中国系の商品がドンドン進出しています。

中国系の企業は、マーケティングも広告費も潤沢にかけています。

 

日本からの進出でも、ある程度のマーケティングや広告費はかけるようにしましょう。特に最初が肝心です。

 

日本の製品はとても優れていますが、

アメリカでの売り出し方、ローカライズ化、マーケティング

をちゃんと踏まえた上で売り出すのが得策と言えます。